外遊びしなきゃ、ダメですか?
私は、息子に小学生1年生のころ「外遊びしたら?」って言うことがありました。
そのたびに息子から「遊びに行きたい気分じゃないし」と返されました。
そして、2年生でもあまり外遊びをせず、3年生のクラス替え以降、殆ど外遊びをしなくなりました。
私も「外遊びするだけが、子どもの遊びじゃない」と考えるようにしました。
ですが多くの子が放課後に外遊びをしている。声が聞こえてくる。
もしや「外遊びが嫌なんじゃなくって、友達がいないってこと?」と心配で。
先生に聞くと「うーーん。外遊びしませんかぁ。クラスで一人ぼっちってことはないんですけど……」という返事。
これ以上は気にしても仕方ないと割りきりました。
でも、外遊びっていいことがたくさんありますよね。
何よりいいのは「人とのコミュニケーション」を「遊び」という動きの中で学べることだと思います。
鬼ごっこ、サッカー、自転車、遊具での遊び。
協調、自己主張など様々な欲望がぶつかりあい、いい意味で争いもある。
様々な動きは身体をしなやかにしてくれるし。
そういうことを経験しないで成長しちゃって、大丈夫なのかなぁって心配でした。
今は言えます。
外遊びしなくても学校で友人がいて、そこでコミュニケーションをとれていれば大丈夫。
我が家の場合は、運動の習い事をしていたので練習試合も含めて、そこで様々なことを経験することができました。
先に述べたように、息子は小1のときに少し外遊びをしたくらいでした。小2~小4は、外に遊びに行ったのなんて、年に10回くらいだったと思います。
その部分の経験値は、お世辞にも高くありません。
ですが5年生になってゲーム仲間ができて、友人の家へ遊びに行くように。
いろんなゲームをやって、時にはケンカをすることもあったと。
ゲームだけやって帰っちゃう子とか、youtube見てるだけの子とか、カオスな空間だったようです。
ちなみに、オンラインのゲームからも「コミュニケーション」を学びました。
文字だけしかない世界だからこそ、とれるべきコミュニケーションもあるんですよ。
なので、外遊びにこだわらず「外遊びが好きじゃない」のも、その子のギフトだと思って受け入れられたらと思います。
息子がゲームでコミュニケーションを学んだのはこの2本。
いずれもこのブログでその良さを紹介していきたいと思っています。