ファイアーエムブレム風花雪 クリア!(ネタバレなしの感想)  

予約までして購入したFE。

購入後、母と子はどっぷりとFEに浸かっておりました。

プレイヤーの分身である主人公は士官学校の先生となり、学級を指導する立場となります。まず最初の選択は、学級を選ぶことから……。

のもかさんちは

息子が赤の黒鷲(アドラーラッセ

母が黄の金鹿(ヒルシュクラッセ

難易度は二人ともノーマル、息子はキャラが死んでも復活するカジュアル。母は王道のクラシックを選びました。

良かった点

三者三様の物語が展開する

選んだ学級によって明かされる謎が異なり、物語の展開も微妙に違ってきます。

赤はやや重い展開で、黄はどこか明るさを残す展開に仕上がっていました。

物語は多くの謎を残しながら進み、「えっ!?」と思わされる場面も数多くあります。

一本調子でない物語に、最後まで楽しんでプレイさせてもらいました。 

キャラに魅力がある

支援会話をする事によってキャラ同士の魅力がさらに引き立つ仕掛けとなっています。

正直、最初は絵がどうかな?と思いながら始めましたが、ゲームをやりだすと全く気になりませんでした。

 

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性別だけでなく、年齢や身長も設定。

さらに、生い立ちなどを知る事も出来るようになっています。

 

他学級からのスカウトシステムが面白い

最初はスカウトに失敗したら二度と誘えないと思っていて、誰も誘いませんでしたw

でも、何度でもできるんですよ!

他学級だけど、素敵な彼女、かっこいい彼。

諦めないで!声をかけ放題です!

私は、赤からドロテア(狙ってました)、青からシルヴァン、メルセデスをスカウト。

シルヴァンは戯れに話しかけたら仲間になってくれまして、最後まで一軍でした。

ドロテアは2軍落ちしたんですけどね……。

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 シルヴァンの所属がファーガス神聖王国となっているのが、お判りでしょうか?

(クロードはレスター諸侯同盟に所属)

パラメータのあがりは気にしなくても、意外に平気

FEといえば、キャラが死んだらリセット、、、の他に、パラメータのあがりが悪かったら、リセットというゲームでした(断言)

今回も、HPから魅力まで9つの要素が有り、あがりがよくないなーと思うキャラは確かに存在します。

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パラメータのあがりが悪かった彼女

以前のFEだったら、あがりの悪いキャラは2軍行きでしたが、リシテアは最後まで1軍でした。結局、魔術師としての才に優れており、必要なパラメータはきちっとあがってるんですね。

 

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パラメータのあがりが良かった彼

こちらも最後まで1軍 

というわけで、パラメーターよりも、生徒にあった職種を選ぶことが大事になっています。運の要素が減ったことは、嬉しい限りです。

 

物足りなかった点

カレンダーシステムの是非

主人公のレベルに応じた行動回数を使って、様々な事が出来ます。

生徒との会話に走り、お茶会を開き、食堂で食事をして親交を深め、自らで釣りをし、温室で植物を育てプレゼントする…… 。

士官学校時代は、これらの工程に意味を見出すことが出来ます。

会話や食事、お茶会は、生徒同士の支援レベルを上げて戦闘を楽にし、スカウトの為に他学級の生徒と仲良くなる手助けとなるからです。 

ですが、5年後になると主人公との支援はほぼSとなり、生徒同士もほぼS。

特にやることがない。

余った行動力が無駄で、作業ゲーになってしまうのが残念でした。

同じカレンダーシステムを採用しているペルソナも、最後は作業ゲ―になるのでこれは致し方ないところなのでしょうか。

 

戦闘について

このシリーズは戦闘に重きを置いた作品となっていると思いますが、今作も楽しいです。

選んだ学級によって差があるのかもしれませんが、弓兵の配属が多い金鹿は序盤のレベルアップが少々、大変でした。でも、そこを過ぎると必殺率が高いキャラが多く、クリティカルをバンバン出してくれるので、気持ちいですよー!

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ユニットを動かして戦闘するシステムは変わっていません

 

面白かったのは騎士団システムです。

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計略を使用することで、全キャラ、騎士団を使えます。

敵に反撃されることなくダメージを与え、複合効果(次ターンに動けなくする、など)を得る事が可能となっています。 

最初は「なんか面白そー!」的に騎士団を配備していましたが、中盤、ある敵を倒すためにこの騎士団が非常に重要となってきます。

でも難しく考えずに、戦闘特化の騎士団を付ければ問題ないと思います。

 

特徴

今作の大きな特徴は、下記の3点により、初FE!という人でも楽しくプレイできる点ではないでしょうか。

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1.天刻の波動によるターンの巻き戻し(最初は使用できません)

失敗した!と思う行動の前まで戻る事が出来るので、超便利

 2.ノーマルと、ハードによって難易度を設定できる(一度設定すると、変更できません)

 3.キャラが倒れても戦闘後に復活するカジュアルモードの導入

 

まとめ

既存のユーザーだけでなく、新しいユーザーを獲得に行っている点は率直に評価できますよね。さらに、私のように1作目からプレイしているユーザーも楽しめる作品を作ったというのは、すごいと思います。

物語も今までのFEでも語られてきた人間ドラマ、戦争の悲惨さ、そこで人は何を見出していくのか、ということが程よくまとめられています。

またEDも各キャラで違う(少なくとも赤と黄は違う)ので、3回は楽しめます。すっごくお得じゃないでしょうか?

決して、押しつけ感がないので、スイッチをお持ちの方はぜひプレイしてほしいです!